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□お寺集落点検
​2018年8月5日(日)

正定寺は、2017年から「農村コミュニティの再生にかかる研究」として奈良県の委託を受けた近畿大学農学部鶴田格教授(農村社会学)の協力、指導のもと、集落における寺院の役割を調査するサンプル寺院になっています。

 

このたびは、「T型集落点検」の手法を用いた調査が行われました。「T型」とは両親と子供の関係を線で結ぶと「T」の字となることに由来し、人口構成や、村に定住している家族や外に広がるネットワークや人々のつながりを把握することが目的で、個人を特定して公表するものではありません。

 

当日は、近畿大学の学生19名と門徒総代や呼びかけに協力いただいた方25名で行いました。現在集約、分析が行われており、いずれ公表される予定です。集落を客観的にとらえ、外からの新鮮な目で改めて集落の良さや、隠れた資源を再発見できればと期待しています。ご協力いただきました方々に感謝申しあげます。

広報関係

読売新聞8月30日号に掲載されました。

□近畿大学農学部集落点検報告会

2019年3月10日(日)

春の法要に合わせ、近畿大学農学部集落点検報告会を開催し、鶴田格教授と学生より報告がありました。

 

向渕の在村者は60歳代以上が61%。集落外で居住する他出子は、約170名。その8割が県内など関西圏に居住しており、定期的に親など在村者のサポートをしている。

 

向渕に帰郷する子どもと今まで以上に、交流を充実することで、集落内の生活や文化を維持することができ、地域づくりを推進することができるとの提言でした。

 

今後、最終報告書がまとめられる予定です。

 

また、「山村における木質バイオマスによるエネルギー自給の可能性」として山添村で薪を使用することの事例や課題の報告がありました。

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8月5日に正定寺で行ったお寺T型集落点検。_本日、読売新聞奈良版に掲載されました
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