龍谷大学農学部インターンシップ
浄土真宗本願寺派（西本願寺）の宗門校である龍谷大学では、２０１５年４月に「食の循環」をキーコンセプトとして、未来の「食」と「農」を担う人材を輩出するべく、大津市の瀬田キャンパスに、新たに「農学部」が開設されました。
農学部は、「植物生命科学科」など４学科で構成され、講義や実験室・附属農場等での実験実習だけでなく、農業や食品関連産業の現場に携わることにより「本質を知る」ことが重要であることからインターンシップが導入されています。
地域の農業、林業、漁業などの法人や関連企業での現場体験に加え、寺院が受入れ先となることで、宿泊や食事などお寺で生活したという経験の獲得、仏教・浄土真宗について触れる機縁ともなり、今後の学びの糧となります。さらにお寺や受け入れの地域にとっては、学生を通して、お寺や地域の伝承、農業、食に対して再確認し、地域活性化など、さらなる取り組みの展開が願われています。
■ご参考
⚪︎龍谷大学農学部長 末原達郎師「人間にとって農業とは何か」
龍谷顕真会公開講演会（PDF）を掲載します。Read more>
□インターンシップ ２０１８
８月８日から１４日まで、学生１名を受け入れました。研修、宿泊をはじめ多くの方々のご協力により受け入れできました。ここに深く感謝申し上げます。
＜日程・主な内容＞
第１日
14:00-14:20 開会式 オリエンテーション
（総代４名、文化時報泉氏取材）
14:20-15:00 宇陀、向渕、正定寺の現状と今後について
東森尚人住職
15:00-16:00 集落案内 龍王ケ渕、正定寺廟所、飯降渕、スズラン群落
第２日
8:45-9:30 水稲、スズランについて（福井紀夫氏）
9:30-11:00 灌漑施設見学
13:00-15:00 草刈り作業 稲作作業
15:00-16:30 スズラン保存活動作業（福井紀夫氏）
第３日
6:45-8:00 野菜栽培について（西山悦司氏）
出荷作業 こもれび市場
8:30-11:00 ブルーベリー、トマト収穫作業
11:00-13:30 休憩・昼食
四條部長、西光支援員。来寺。
14:00-16:30 種植作業 茄子収穫作業
第４日
9:00-9:30 林業について（東森英幸氏）
9:30-12:30伐採作業
13:30-15:00 地域施設見学・入浴（美榛苑） 移動
18:00-20:00 向渕盆踊り
第５日
9:00-13:00 道の駅針テラス（地域活性化局 藤丸正明氏）
13:00-14:40 地域観光地
龍鎮渓谷
龍王ケ渕 死ぬまでに絶対見たい絶景 100選
15:00-17:00 割箸加工作業（浦中章正氏）
17:00-20:00 移動 地域施設見学・入浴・夕食（あきのの湯）
第６日
9:00-9:40 養蜂について（原安則氏 的場ふく氏）
9:40-11:30 養蜂作業 移動
12:00-13:00 昼食
14:00-15:00 宇陀市の農林業の現況 （宇陀市役所 薄木農林課長、宮崎課長補佐）
18:00-19:30 交流会
第７日
9:00-10:00 総括
10:00-10:30 閉会式
10:30-挨拶まわり
広報関係
文化時報に掲載されました。
□インターンシップ ２０１７
８月８日から１４日まで、農学部植物生命科学科の学生２名を受け入れました。研修、宿泊をはじめ多くの方々のご協力により受け入れできました。ここに深く感謝申し上げます。
＜日程・主な内容＞
第１日
開始式・オリエンテーション
宇陀市の農林業の現状と課題（宇陀市役所今西宏彰氏）
地域見学（龍王ケ渕など）
野営（テント）設営など
第２日
水稲作業（福井紀夫氏）
ため池（宝池）・灌漑施設見学
草刈り
スズラン保存活動など
第３日
野菜作業（西山悦司氏）
直売所・こもれび市場への搬出入作業
収穫作業（なす、トマト、ブルーベリーなど）
種植え作業（きゅうり、白菜など）
地域見学（竜鎮渓谷、みはる温泉）など
第４日
養蜂作業（原安則氏、的場ふく氏）
蜜蜂、ハチミツの歴史や概要
ブランディング
蜜蝋つくり
地域見学（あきのの湯）など
第５日
林業作業（東森英幸氏）
林業の歴史や概要
杉、桧の伐採、皮剥き
古民家東森家住宅見学
向渕盆踊りなど
第６日
竹灯り作業（東森尚人）
蜜蝋キャンドルつくり
針テラス見学・地域活性化について（藤丸正明氏・株式会社地域活性局）
割り箸作業（浦中章正氏）
交流会など
第７日
清掃作業
集落見学（井戸など）
総括・振り返り
終了式
広報関係
仏教タイムス９月７日号に掲載されました。
宗派機関紙「宗報」１１月１２月合併号に掲載されました。
