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平成30年度「正定寺」事業計画

●平成30年4月1日~平成31年3月31日

 1.はじめに

正定寺は、存覚上人の開基以来、670年の歴史を有ゆうし、向渕の念仏道場として、歴代の住職やあまたのご門徒によって護持運営がなされてきました。平成30年度も、釈尊のお覚さとりによって開かれた仏教、および親鸞聖人によって開かれた浄土真宗のみ教えに導かれ、あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、自他共に心豊かに生きることを目指していきたいと思います。

ことに本年は、開基670年、本堂再建250年の節目にあたります。これまでの良き伝統の法要行事を行うとともに、「開基」と「本堂」の意義を深く考え、仏縁を結び、仏法が伝わるよう簡素で順良な取り組みを丁寧ていねいに推進していきたいと思います。

 

2.正定寺の目的

正定寺や向渕とご縁のある方など、あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、自他共に心豊かに生きることを目指す。

 

3.実践目標

「正定寺 プラスワン 〜1人でも多くの方とご縁を〜」

正定寺の取り組みを通して、1人でも多くの方とご縁がつながるように努める。

 

4.将来も踏まえた基本的な視座

(1)向渕在住のご門徒へ

 ①仏教、浄土真宗の教えに基づく生活実践を推奨する

 ②仏法聴聞、先人を敬う場所として、開かれた寺院となる

 ③正定寺、西本願寺に所属するメリットを感じていただく

 ④ニーズや困りごとに向き合い、様々の知見を得る

 

(2)次世代や向渕を故郷として暮らすご門徒へ

 ①仏教、浄土真宗をわかりやすく伝える

 ②向渕の地域文化や歴史を伝承し、記憶を紡ぐ場となる

 ③いまの正定寺や向渕の情報を積極的に発信し、親和性を高める 

(3)新たなご縁づくり

 ①仏教、浄土真宗を伝える

 ②正定寺の公益性、公共性を高める取り組みを行う

 ③正定寺の認知度を高める

 ④だれでも参拝しやすい雰囲気を作る

 ⑤関係人口を増やす 

 

※関係人口とは、正定寺の門信徒ではないが、何らかの形でサポートをしてくれる人

 

5.具体策

(1)西本願寺関係

 法要や行事などの情報を伝える

 

(2)正定寺関係

 ①法要・行事

 1)法要は「ありがとう」の集い

   報恩講や永代経、開基会など、恒例法要の意義を明示する

   本堂再建250年法要を修行する

   歳末の集いなど、参拝しやすい環境づくりと新たな取り組みを検討

 

 2)公益性の高い行事

   すずらんTERAカフェ、音御堂、コンサート、文化事業

   正定寺寺子屋、龍谷大学農学部インターンシップ、

   近畿大学農学部調査、奈良県文化振興策

  (ムージクフェストなら2018)、地域活性化事業など

 

 3)次世代や離れて暮らすご門徒を対象とした行事

   GW、お盆、年末年始の取り組み

   はなまつり、JAL折り紙ヒコーキ教室、除夜の鐘など

 

 4)他所からの参拝受け入れ、おもてなし

 

 ②団体関係

  門徒総代会、門徒講、ご法話会、護法会、仏教婦人会、日曜学校などの

 

 ③営繕関係

  本堂、鐘楼屋根の一部破損など

  御手洗い

  

 ④情報広報関係

  掲示板、案内板、寺報『菩提樹』、ポスター、チラシ、正定寺WEB、

  Facebook

  マスコミ(テレビ、ラジオ、新聞)など

 

 ⑤宇陀北組、奈良教区関係

  法要、各種会合や研修会への参加 他寺との連携

 

 ⑥関係人口関係

  ネットワークの拡大と連携を深める

   正定寺や同じ志向を目指す寺院

   宇陀や大和高原を中心とした関係団体

   龍谷大学や近畿大学との連携

 

 ⑦社会的諸課題関係

  貧困問題 おてらおやつクラブへの参画

  過疎問題 集落点検など持続可能なあり方の模索と地域活性化事業

  など

 

 ⑧お困り関係

  仏事相談や長年使用した聖典、念珠、内敷など仏具類や蝋燭などの対応

  先人を知る取り組みのサポートなど 法事パンフ

  本堂の会場提供など

 

 ⑨長期関係

  2023年に向けて

  存覚上人650回忌、親鸞聖人ご誕生850年、立教開宗800年

 

 ⑩事務関係

  運営事務を行うとともに、史料や資料の保存

  法規、財政、危機管理、現在帳の整備など

 

以上の事項について、適宜、門徒総代会を開催し協議を重ね実行していきます。


平成29年度「正定寺」事業報告

●平成29年4月1日~平成30年3月31日

◎通年 ○恒例 ◆特別、新規

コンセプト 正定寺 えーね!」

1.主な法要行事

◎月初晨朝勤行(1日)

◎宗祖親鸞聖人御命日法要(16日)

○花まつり(4月29日)

○宗祖降誕会(5月20日)

 講師:玉井鉄宗師(天川村)

◯すずらんTERAカフェ(5月20日) 

 約200名。約2週間で約300名。参拝要項を定める。

◆臨時門徒総会(6月4日)

◯サマースクール(7月20日)

◆正定寺寺子屋「JAL折り紙ヒコーキ教室」

 県内外約80名が参加。

○七日盆(8月7日)

◆龍谷大学農学部インターンシップ受入(8月8日〜14日)

 農学部学生2名を受け入れ。

◆正定寺廟所納骨法要、存覚上人腰掛石勤行(8月15日)

 七日盆、台風につき繰り延べて修行

◆二尊堂修復工事起工法要(8月15日)

◯盂蘭盆会(8月15日)

○正定寺会式(8月18日)

○秋季彼岸会

 門徒講物故者追悼法要(9月22日)

◯すずらんTERAカフェ-音御堂-(9月22日)

◆大谷本廟納骨参拝(10月8日) 48名

○報恩講(11月11日・12日)

 講師:和氣秀剛師(五條市)

 一座増。のべ約250名参拝。事業報告会。

◆二尊堂修復完成慶讃法要(12月16日) 約50名参拝

◆歳末のつどい(12月16日)

○除夜会・除夜の鐘(12月31日)

○元旦会(1月1日~3日) 約80名参拝

○御鏡開(1月5日)

○廻り報恩講(1月・2月)

○御正忌報恩講大逮夜(1月15日)

○存覚上人御祥月法要(2月28日)

○春の法要<永代経・開基会・開基670年記念法要>(3月10日・11日)

 講師:冬野正隆師(御所市)

○門徒総会(3月11日)

○春季彼岸会 吉光尼公会(3月21日)

​◯正定寺会式、報恩講、元旦会、春の法要で竹灯りを実施

 

2.団体関係

○門徒総代会、門徒講、護法会、仏教婦人会、日曜学校、ご法話会、すずらんTERAカフェ実行委員会などの開催。門徒総代会は20回開催。

○奈良教区、宇陀北組関係会合への出席

宇陀北組門徒総代会では「お寺が元気になれば、地域も元気」をテーマに「各寺院活動事例等の共有化検討会」や「研修会」を開催。

◯全国の「正定寺」とのネットワーク化

 

3.教化資料関係

◯正定寺ホームページの運営(Facebook、Googleマイビジネス)

○寺報『菩提樹』の発行(年4回) 体裁のリニューアル

○護法会『みちづれ』の発行や「月々のことば」掲示の協力

○施本、真宗教団連合法語カレンダー、『御堂さん』などの配布

◯報恩講、春の法要のしおり作成

 

4.営繕関係

◆二尊堂改修工事

○その他

5.他団体との連携関係

◆日本航空(折り紙ヒコーキ教室)

◆龍谷大学農学部インターンシップ(持続可能な寺院のあり方と農林業など地域の考察)

◆近畿大学農学部調査(宇陀市における寺社を中心とした地域コミュニティー)

◆おてらおやつクラブ(子どもの貧困問題)

◆地域活性局・針テラス情報館など(大和高原の地域活性化)

◆宇陀市教育委員会文化財保存課(法宝物の調査)

6.広報実績

◆浄土真宗本願寺派(西本願寺)

 本願寺新報 8月20日号(JAL折り紙ヒコーキ教室)

 宗報 11月12月合併号(龍谷大学農学部インターンシップ)

◆真宗大谷派(東本願寺)

 月刊誌『同朋』8月号(七日盆)

◯宇陀市

 『広報うだ』5月号(すずらんTERAカフェ)

◆メディアネット宇陀(まちの話題)

 6月21日〜30日(すずらんTERAカフェ)8月21日〜31日(JAL折り紙ヒコーキ教室)

◆奈良テレビ

 5月9日(はなまつり)

◯読売新聞(奈良県版)

 5月14日朝刊(すずらんTERAカフェ)7月7日朝刊(JAL折り紙ヒコーキ教室)

◯毎日新聞(奈良県版)

 5月18日朝刊(すずらんTERAカフェ)7月25日朝刊(JAL折り紙ヒコーキ教室)

 9月18日朝刊(音御堂)

◆奈良新聞

 5月20日朝刊(すずらんTERAカフェ)

◆FMなばり

 6月11日(JAL折り紙ヒコーキ教室) 9月9日(音御堂)

◆ならどっとFM

 7月2日(JAL折り紙ヒコーキ教室)

◆仏教タイムス

 9月7日号(龍谷大学農学部インターンシップ)

その他、宇陀市観光協会、奈良観光JP、大阪サイエンスクラブなどで紹介される。​

平成28年度「正定寺」事業報告

●平成28年4月1日~平成29年3月31日

記号:◎通年 ○恒例 ◆特別、新規

 

1.主な法要行事

◎月初法要(1日)

◎宗祖親鸞聖人御命日法要(16日)

◆遺族会

 向渕出身戦没者および

 向渕功労者追悼法要(4月2日)

◆門徒推進員「同朋会」参拝

 (4月16日)

○花まつり(4月29日)

○宗祖降誕会(5月22日)

 講師:北岑大至師(福井県大野市)

◆すずらんTERAカフェ(5月22日) 

 公益性を高める行事として実施。

 熊本地震復興支援物産などを販売。

  約150名

◆全国布教同志会 奈良支部

 第23回布教奈良大会(6月14日)

  約200名

◆滋賀教区門徒総代法悦の旅参拝

 (6月20日~28日 6日間)

  約800名

○七日盆(8月7日)

◆竹灯り(8月14日)

○盂蘭盆会(8月15日)

○正定寺会式(8月23日)

 期日を変更し、本山布教課程の

 法話実演を行う。

 「竹灯り」実施。

○秋季彼岸会

 門徒講物故者追悼法要(9月22日)

◆すずらんTERAカフェ-音御堂-

 (9月22日)

 5月に引き続き開催。

 レコードコンサートを行う。

  約50名

◆向渕仏教婦人会結成50周年記念行事

 (10月15日)

 講師:小池秀章師(山口県)

○報恩講(11月12日・13日)

 講師:上原大信師(芦屋市)

 お勤め練習、仏事解説、朝粥会

◆第25代専如門主伝灯奉告法要参拝

 (11月20日)

 安楽寺と合同参拝。83名。

 「正定寺本山のつどい」も開催。

○除夜会(12月31日)

○元旦会(1月1日~3日)

○御鏡開(1月5日)

○廻り報恩講(1月・2月)

○御正忌報恩講大逮夜(1月15日)

○存覚上人御祥月法要(2月28日)

○春の法要

<永代経・開基会・ご本尊400年法要>

(3月18日・19日)

 講師:久林高伸師(大和高田市)

○門徒総会(3月19日)

○春季彼岸会 吉光尼公会(3月20日)

2.団体関係

○門徒総代会、門徒講、護法会、仏教婦人会、日曜学校、ご法話会、すずらんTERAカフェ実行委員会などの開催。門徒総代会は14回開催。

○奈良教区、宇陀北組関係会合への出席

◆全国の「正定寺」とのネットワーク化

3.教化資料関係

◆正定寺ホームページの開設(5月15日)

 と運営(Facebook、Googleマイビジネス)

○寺報『菩提樹』の発行(年4回)

○護法会『みちづれ』の発行や

 「月々のことば」掲示の協力

○施本、真宗教団連合法語カレンダー、

 『御堂さん』などの配布

◆報恩講、春の法要のしおり作成

◆正定寺縁起の増刷

4.営繕関係

◆二尊堂修繕に向けた調査

○境内の消毒、剪定、清掃作業

◆正定寺廟所への道路補修、草刈り作業

○その他

5.広報実績

◆宇陀市『広報うだ』 5月号

 (すずらんTERAカフェ)

◆読売新聞(奈良県版)

 5月20日朝刊(すずらんTERAカフェ)

 9月19日朝刊(音御堂)

◆産経新聞(関西版)

 9月20日夕刊、21日朝刊(音御堂)

◆関西テレビ

 9月22日(音御堂)

◆読売テレビ

 9月22日、23日(音御堂)

◆その他、西本願寺ホームページなどで実践事例として紹介される。

●平成29年3月19日門徒総会承認

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